彼らの特徴は、要領の上手さにあります。教養課程では、良く遊び、良く写し、全てスレスレですかね・・・?好きな授業は、設計製図。雑誌「新建築」等を読み漁り、将来の夢を膨らませ、やっとの思いで、専門課程に!このころから、頭角を現すのが、このタイプです。
3年生の時に、エクセレントで張り出された設計案を見た先輩から声を掛けられ、研究室に出入りをするようになります。先輩の手伝いをしたり、有名アトリエ事務所にアルバイトに行ったりの日々で、設計課題は、いつもエクセレント!建築が楽しくなり、夢も膨らんできます。
冷やかし半分で、アイデアコンペに参加したら、なんと、入選!これで、卒業設計・研究の指導を仰ぎたい意中のデザイン系研究室に入れ、就職も内定!将来を夢見る建築家のタマゴの誕生です。
4年間でなんとか卒業し、順調に就職も決まるのですが、その会社・事務所の規模により、その後の方向性も若干異なってきます。
ある程度の安定した生活を求める場合は、スーパーゼネコンの設計部や大手建築設計事務所に、意中の有名建築家の指導を仰ぎたいのであれば、有名アトリエ事務所となります。同じ丁稚奉公でも、その給料は、3倍程度開きがありますが、独立することを前提で考えた場合は、断然後者が有利です。前者は、たとえ独立しても、規模の違いが有る故に、在職していた会社との取引は殆ど考えられませんが、後者の場合は、ボスの面倒見がいい場合、仕事を廻してくれたり、色々お世話をしてくれます。
大手設計事務所やスーパーゼネコンに就職した場合は、40歳前後で独立、有名アトリエ系は、35歳からが独立時期です。しかし、そのタイミングは、独立後の仕事の受注の可能性次第できまります。独立したからと言って、そう簡単に仕事が受注できるものではないからです。
独立して3年も経つと、事務所経営も順調になり、住宅設計からマンション・オフィス・商業施設等の設計で、夜もろくろく眠れない程、忙しい日々を送っています。
朝・昼・晩の食事中は勿論、移動中・トイレの中、時には、夢にまで見るのです。現場に指示し忘れた所を思い出し、飛び起きてメモをとる。朝起きてみると、なんだか意味不明と言う時が大半ですがね。